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    November 07

    「かくれ里」 白洲正子著

    本屋さんにはよく行くほうです。
    だいたいいつも行く売り場は決まっているのですが、この間
    「かくれ里」白洲正子著 (講談社文芸文庫)というのを見つけました。
    たまたま、タイトルに惹かれて買ってみて、あとから知ったのですが、
    この方は非常に有名な方で、
    この本も、難解なことをさらりとテンポよく書いてあって、
    とても読みやすく、文章力や感性の点でも、本当に名エッセイだと思います。
     
    京都を中心に活躍されていただけあって、
    自転車でよく行く方面のことがたくさん書かれていて、
    興味深いものがあります。
     
    昭和44年から芸術新潮に連載されていたものですから、
    白洲さんがかくれ里を訪問されたときから、既に30年以上経っていることになります。
    今、それを呼んでいる私は、
    昭和44年当時、かくれ里を訪問し、記紀の時代のことを想像している
    白洲さんのことを、今読むのですから、2重に楽しめます。
     
    秋の夜長、次のサイクリングのプランニングにも役立つし、
    なかなかいい本と出会えました。